「無敵な人」を作らない
「校長のつぶやき」6月11日(木)
毎朝通勤の車の中でラジオを聞いています。ある朝、DJが無敵な人をつくらないためにはどうしたらいいかというテーマでやりとりをしていました。「無敵な人」とは俗語で、いわゆる社会的に孤立していて、無差別殺人事件の容疑者になってしまうような人を指すようです。日々の報道で、何の関わりもなく事件に巻き込まれて命を落としてしまう事件を知るにつけ、何とも言えない気持ちになります。ラジオ番組での結論は、社会的に孤立しないような世の中のしくみが必要とのことでした。私たち一人ひとりが、できることをする。今の私の立場でやれることは、学校の教職員と一緒に、未来ある若者を支えていくこなのだとあらためて自覚しました。
校長 皆藤正造