校長より生徒の皆さんへ【第8回】

おはようございます。
校長から生徒の皆さんへ、第8回目の言葉です。

 

5月4日(水)

 

今月5日(明日)で春休みは終わりです。6日からはスクーリング(対面授業)が始まります。元気な皆さんと会えるのが楽しみです。

春休みを何か物足りない思いで過ごした人は、気持ちを切り替えて、新学期に臨みましょう。過ぎ去ったことは取り返せないのですから、すっぱり忘れて、これから頑張ればいいのです。

 

 

「脱三日坊主、なぜ行動は続かないのか」

 「今まで始めたことは全部続いている」という人はめったにいないであろう。大半の人は、始めてはみたものの、続けられずにやめてしまったという、三日坊主の経験が一度や二度はあるのではないか。

物事が続かない理由は、二つだろう。1)そもそもやり方がわからない。2)やり方はわかっているが続け方を知らない、といういずれかのケースだ。

ダイエット正攻法や英語学習法など、いわゆるハウツー本やインターネットがある現在、1)のやり方はある程度解明されている。さまざまな方法の中から、自分に合ったやり方を一つ選択すればいいのだから。

しかし、「絶対に成功する方法」を知っていても、実際に行動しないことには効果が出るはずはない。本も買ったし、道具も揃えたのに続かない。それこそ、2)の「続け方」を知らなかったことが原因なのだ。

それでは、どのようにしたら続けることができるのだろうか。今まで物事が続かなかったとき、「私は意志が弱いから」「飽きっぽいから」と意志や根気のせいにしたことはなかったか。しかし、継続することに意志の強さ・弱さは関係ない。目に見えない「意志」ではなく、目に見える「行動」に着目すれば、続けることは容易くなる。

これは、「行動科学」という人間のさまざまな行動を観察・分析して、共通する原理を探求することを目的とした学問から導き出された考え方である。

そのために大切なことは頑張り過ぎないことである。「毎日勉強もするし、運動もするし、食事制限もする」「明日からゲームはすっぱりやめる」では、すぐに辛くなってしまうだろう。

だから、まずは「週に一度、近所をウォーキングする」「ゲームの回数をだんだん減らす」など、無理のない目標を設定すること肝心なのだ。

急激な変化は定着しないが、行動は三カ月続けると習慣になるという。最初は甘すぎるくらいの目標設定でも、少しずつクリアしていくことで自信がついてくるのだ。無理せず、ラクに楽しくが、続けるための秘訣なのだ。

校長 中村三喜

 

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