環境は人をつくる

環境は人をつくる

在校生の方へ

在校生の方へ

学校から在校生の皆さまへのお知らせを掲載します。

  • 2025年5月13日(火) [NEW]

    環境は人をつくる

    「校長のつぶやき」5月12日(月)

    水戸平成学園に赴任して約1か月半が経ちました。毎朝職員は、出勤後に校舎内の分担(月ごとに変ります)を、掃き掃除やモップ掛けなどをしてから自分の仕事に取り掛かります。私も雑巾を絞って、職員室や近くの部屋のテーブルを拭いています。きれいな環境で生徒を迎えるための水戸平成学園高校の伝統です。教室の机やいすにも落書き等はまったくありません。生徒用の机の天板にいたってはピカピカの状態なので職員に聞くと、年度の終わりに必要に応じてニスを塗っているそうです。創立20年になりますが、大切にされてきた校舎をはじめきれいな環境で人を育てる学校です。

    校長 皆藤正造

     

  • 2025年5月10日(土) [NEW]

    自分を高める

    「校長のつぶやき」5月10日(土)

    今日は3学年対象の進路別合同説明会があり、午前中は大学進学希望の生徒と保護者、午後は専門学校希望の生徒と保護者が来校しました。進路指導担当の出沼教諭が、今後の見通しや確認事項等を説明しました。私は冒頭にあいさつさせていただきましたが、その際に生徒に伝えたことばが「自分を高める」です。

    これからの将来は予測不能の社会になると言われています。いわゆる「いい学校を出て、いい会社に就職すれば安泰」ではなくなることは明らかです。ですから、これからの社会を担う人たちには、求められることが多々あるようです。大切なことは、いつも自分を高める気持ちを持って努力を重ねることではないでしょうか。この学校を巣立つ生徒たちには、様々な場面で私の思いを伝えていくつもりです。

    校長 皆藤正造

  • 2025年5月9日(金) [NEW]

    誰といたか

    「校長のつぶやき」5月8日

    今日の5校時終了後、植松先生が指導する探究ゼミに参加した2年生16名が企画した、新入生対象のウエルカムパーティーが行われました。参加した2年生は、4月25日に事前打ち合わせを行い、3つのグループに分かれてレクリエーションを企画して今日を迎えました。1年生からは31名(本人の希望による)が参加し、2年生のリードで、新しい仲間と楽しい時間を過ごせたようです。

    そもそも学校とは、同じくらいの年齢の子どもたちが一緒に時間を過ごす場所です。「何をしたか」よりも「誰といたか」を強く心に刻む場所なのかもしれません。水戸平成学園での出会いが新しい自分をつくるきっかけになることを願っています。「                               校長 皆藤正造

  • 2025年5月8日(木) [NEW]

    教育は人なり

    「校長のつぶやき」5月8日

    今日はスクーリング開始2日目です。生徒たちが2階の多目的ルームで談笑する光景を見ていると心が和みます。4月の学年ガイダンスで生徒たちに伝えましたが、高校時代は人生の中で最も自由を謳歌できる貴重な時です。平成学園の生徒たちが笑顔で毎日生活してほしいと願っています。
    さて、本校の評判に関する2つ目の理由は、教師集団の力量の高さです。4月に赴任してから、教職員の働きぶりを見ていると気が付くことがあります。相手が保護者であっても生徒であっても、柔らかい言葉で丁寧に対応してくれています。本校には途中からの転入学相談が入ることが少なくありません。そのような場面では、どの教職員も親身の対応を心がけています。彼らはいつもと同じ対応をしているつもりだと思いますが、3月まで外にいた私の眼にはその丁寧ぶりは際立っています。平成学園の強みは、引き出しが多く心が広い教職員です。
    校長 皆藤正造

  • 2025年5月7日(水) [NEW]

    壁のない職員室

    「校長のつぶやき」     
    このコーナーを利用して、学校生活を通して私が感じたことや在校生や保護者の皆様にお伝えたいことを掲載させていただきます。
    4月に着任する以前から、水戸平成学園高校は「生徒への面倒見がいい学校」としての評判を耳にしていたので、そのワケを知ることを私自身へのミッションとしました。その1つとして「壁のない職員室」を挙げます。校舎に入って1階の中ほどに「職員室」があります。一般的な学校のように壁で仕切られているわけではなく、カウンターのような構造になっており、生徒たちは廊下から直接教員に声をかけることができますし、教員たちも登校してきた生徒へすぐ声をかけられます。この設計については、中村三喜前校長(現特別顧問)が携わったとのことです。本校の目指す学校像の1つ「教師と生徒のface to face」の実践に繋がっていることは間違いありません。
                                   校長 皆藤正造

  • 2025年1月22日(水)

    「茨城いのちの電話」への寄付金

    本校生徒の皆さんは、学校の自販機で飲み物を買ったことはありますか?
    実は、売り上げの一部が社会福祉事業のための寄付金にあてられています。
    この度、2024年の寄付金「36,660円」に対するお礼が「社会福祉法人 茨城いのちの電話」より届きましたので報告いたします。
    次に自販機で飲み物を買う際には、自分の行動が誰かのためになっていることを思い出してもらえると嬉しく思います!
    リンク:茨城いのちの電話HP

  • 2025年1月21日(火)

    茨城新聞文化福祉事業団による「愛の募金」~12/29 茨城新聞~

    茨城新聞文化福祉事業団による「愛の募金」についての記事が茨城新聞に掲載されました。寄付の際には、文化祭実行委員長の小沼翔太さん(2学年)が代表として茨城新聞社を訪問しました。

  • 2024年8月14日(水)

    8.14(水)原風景

    2024年8月14日(水)
    生徒の皆さんへ
     

    「原風景」

     私は1944年の生まれですので、今月19日を迎えると満80歳になります。そして、それはお盆の時季でもあるので、久しぶりに昔よく通った道や遊んだ場所を歩いてみると、幼い頃の記憶がよみがえり、懐かしさや、すっかり変わってしまった風景への哀惜、もう二度とあの頃には戻れないのだという寂しさなど、さまざまな思いがこみ上げてくる。
     同時に、家族や友だち、その時身近にいてくれた人たちの姿や言葉が思い出されて、それらが自分の物の見方や考え方の原点になり、今日まで折々に支えとなってきたことに改めて気づかされる。
     変わりゆく時代の中で、人は時に過去をたどり、いつまでも変わらない自らの原風景に立つ。そうすることで自分を確かめ、明日に希望をつないで、新たな人生を紡いでゆけるのだろう。
     そして、自分の生きた証もまた決して消えることなく、必ず誰かの心の風景に刻まれてゆくはずである。できることなら、その人が苦しいとき、迷ったときに立ち返る拠り所となって、勇気を与えられるような、そんな生き方をしてゆきたい。
     周囲の大切な人たちの心に、自分はどんな風景を残すことができるのだろうか。

    校長 中村三喜

  • 2024年4月9日(火)

    校長より生徒の皆さんへ【第18回】

    校長より生徒の皆さんに第18回目の言葉です。

     

    2024年4月9日(火)

    生徒の皆さんへ

     

    「新しい夢」

     今の小学生に将来の夢として、なりたい職業を尋ねると、男の子ならプロスポーツ選手やゲームクリエーター、女の子なら保育士、医師、パティシエといった答えが返ってくるという。時代の違いはあるけれど、子供達の夢はいたって明快、語らう姿を想像するだけでも微笑(ほほえ)ましい。

    ところが夢のとおり叶うかはさておき、大人になって職に就き、幾春秋が過ぎるうちに、いつしか新しい夢を持たなくなってしまう。

    いやいや仕事には常に目標があり、目標を達成すればまた次の目標が与えられ、倦(う)むことはない。そう言い切れるならばそれはそれで結構なことだ。

    とはいえ、目標は一つの目安にすぎない。まして目標達成のために汲々(きゅうきゅう)とし、真の仕事の喜びや自分を高める楽しさを見失ってはつまらない。

    仕事に限らず、いつも夢を持ち続けよう。日常の些事(さじ)に追われて疲れを覚えても、夢を思い起こせば元気が戻ってくる。

    人生は夢あればこそ輝くことを忘れないでいたい。

    校長 中村三喜

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