LGBTQ+ 20人に1人
「校長のつぶやき」8月18日(月)
8月7日(木)ホテルレイクビュー水戸において、茨城県私学教職員研修会が開催されました。当日の研修の中で、講演「LGBTQ+を入り口に考える ―性の多様性と共生社会の実現―」があり、NPO法人プライドハウス東京・理事の鈴木 茂義氏の約90分の講演を拝聴しました。鈴木氏は茨城県出身で東京都の元公立小学校の教諭を経て、現在はNPO法人に所属して、今回のテーマ等の理解啓発のため全国での講演活動等に取り組んでいる方です。鈴木氏自身もLGBTQ+の当事者であり、自身の体験談をはじめ、私にとってたくさんの示唆をいただきました。当日の資料から LGBTQ+とは
L(レズビアン・女性同性愛者)× レズは蔑称
G(ゲイ・男性同性愛者) × ホモ・オカマは蔑称
B(バイセクシャル・両性愛者) × バイは蔑称
T(トランスジェンダー・性別違和)× オネエ・オナベ・ニューハーフは蔑称
Q(Queer クィア)変わった・風変りな・個性的な
(Questioning クエスチョニング)決めたくない・決められない・わからない
+ アセクシャル 他者に対して性的欲求を抱かない、もしくはほとんどない
アロマンティック 他者に対して恋愛感情を抱かない、もしくはほとんどない
上記のような性の多様性がある人の割合は約5パーセント(約20人に1人)とのことです。視野を広く持って教育活動に関わる大切さを自覚できた時間でした。
校長 皆藤 正造