校長より生徒の皆さんへ【第13回】

校長より生徒の皆さんに第13回目の言葉です。

 

2024年4月2日(火)

生徒の皆さんへ

 

「幸運」

 乗ろうと思っていた電車に間に合いそうにない。諦めようかと迷ったが、ともかく急いで向ってみる。すると、その日に限って、電車が定刻より少し遅れていて乗ることができたといった経験が誰にでもあるのではないか。

どうせダメだとゆっくり歩いていれば、きっと、間に合わなかった。こうしたことは日常の些細な出来事で、たまたま運がよかったのだともいえよう。

ただ、人生において確かなのは、自らは何の努力もせずに、願っているだけでは、幸運を引き寄せられない。そして、しょせん無理だと考えてしまったら、どんな望みや目標も叶えられないということである。

諦めてしまうのは簡単だ。人情として、とかく易きに流されてしまいがちだけれど、それでは充実感も達成感も味わえまい。挑んだ結果、たとえ事が成らなくても、できるだけのことはやったと思えれば納得もいく。

何事も、とにかく最善を尽くしてやってみよう。希望を失わず、全力を傾けよう。もしかすると、あと一歩で目指す目標に手が届くかもしれないのである。

校長 中村三喜

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