8.30(金)心を楽に 

2024年8月30日(金)
生徒の皆さんへ
 
 夏休みは期末休みも含めて今日で約3分の2が終了です。これまでを振り返り、そのまま休みの後半を迎えればよい生徒、これまでを反省して気持ちを入れ替えて後半を迎えようとする生徒など様々でしょう。それでいいと思います。誰もが休みの後半がそれまでより充実したものになればいいのですから。
 事に当たる時に大切なことは「続ける」ことです。後半の目標を決めたら、それを続けることです。自分のペースを守って、頑張り続けることです。「うさぎと亀」の亀のように、焦らず、休まず、サボらず、続けることです。
 健康にはくれぐれも注意してください。
 
 

「心を楽に」

 やらなければいけないことが沢山あるのに、自分の力不足のため思うように進まない。気ばかり焦ってどれもこれも中途半端。自分の力のなさ、不甲斐なさに嫌気がさし、自己嫌悪に陥ってしまう。そんなときがないだろうか。
 もちろん、やるからには完璧を期することは大切である。最初から適当でよいなどと考えていたのでは、できるものもできなくなるし、たとえできたとしても満足のいく成果は得られない。
 だが、完璧を求めすぎて逆にそれがプレッシャーとなり、精神的にまいってしまっては元も子もない。
 なすべきことはきちっとなそうという気持ちは持ちつつ、一方で、「神ならぬ人の身なのだから、完璧などあり得ない」「少しぐらいできなくても大勢に影響はない」と。ちょっと肩の力を抜いてみよう。
 心を楽にして、できるところから一つ一つ取り組み、着実にものにしていけばよい。そうすれば次第に早く、うまくできるようになって、少しずつ自分が思い描く姿に近づいていく。おのずと自信にもつながってこよう。
 

校長 中村三喜

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